【春合宿参加者へ】論文の書き方

目次

卒業論文の目的

自分だけの発見や自分だけのデータ、自分だけの考え方などを創り出すこと。

自分に、社会に新しい価値あるものを創り出すこと。

「問い」を作るところから始める。

高校までの勉強=他人の問いを教えられたとおりに答える。思考ゼロ。

地球上で最大の動物は?

シロナガスクジラ!

大学からは自分で問いを立て、自分で答えを作る。

地球上で最大の動物はシロナガスクジラ。
でも、それは本当なの? 本当ならば、その根拠は?

「なぜシロナガスクジラより大きい動物はいないのか?」 これが真の問い。

未発見かもしれない。生態。骨格と筋肉。エサ。生息域。気候。

過去最大の恐竜との比較。人類との比較。最小哺乳類との比較。

「問いを立てる」ことは、疑問を持つこと。当たり前だと思っていることを、まずはひっくり返してみる。言われたことを素直に聞いているだけではダメだし、そうかと言って、常に相手の言うことに引っかかっているだけでもダメ。

より多くの経験→知識と記憶→対象の常時観察→違和感(何かしらのズレや変化を察知=面白さや不快感)→なぜ?→原因探求(情報収集)→仮説(仮の答え)→検証→考察→なぜ?なぜ?なぜ?・・・の繰り返し。

卒業論文の書き方

STEP
問題意識

何が問題か? その理由は? 何を明らかにしたい? 自分はどうしたいのか? 自分にとってどんな意味がある? 社会にとっては?

STEP
研究方法

知識を入れる(過去の文献を整理)。過去の実態を調べる。実際に現場に行き経験し(見る、聞く、食べる、嗅ぐ、触れ)て、積極的に違和感を取に行く。

STEP
違和感の真因をひたすら考える。新たな違和感を見つける。
STEP
その思考過程を文字にする。言葉にする。自分の意見を人に話す。反応をもらう。
STEP
過去の人や他の人はこんなことを言っていて、私はこう思う、という仮説を作る。
STEP
自分で仮説を確かめることができるならば確かめる。仮説の検証。事例、もしくはデータを自分で集める。仮説と事例やデータとの異同を確かめる。
STEP
最後に結論を書く。
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